終戦間もない日本。漫画を描くことに生きがいを感じる少年の辰巳ヨシヒロは、数々の名作を世に送り出してきた手塚治虫と対面する。それを機に漫画家になることを決意、その熱意と力量を出版社の目に留まりデビューを果たすことに。順調に活動する辰巳だったが、子供に向けた笑いを前面に押し出した作品が潮流となっている漫画界に違和感を持っていた。1957年、22歳になった彼は写実的な描写と躍動的なコマ割りで、映画のようなダイナミズムを生み出す劇画という新たな手法を確立。瞬く間に大ブームを巻き起こすが……。
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