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TATSUMI マンガに革命を起こした男 (2011)

終戦間もない日本。漫画を描くことに生きがいを感じる少年の辰巳ヨシヒロは、数々の名作を世に送り出してきた手塚治虫と対面する。それを機に漫画家になることを決意、その熱意と力量を出版社の目に留まりデビューを果たすことに。順調に活動する辰巳だったが、子供に向けた笑いを前面に押し出した作品が潮流となっている漫画界に違和感を持っていた。1957年、22歳になった彼は写実的な描写と躍動的なコマ割りで、映画のようなダイナミズムを生み出す劇画という新たな手法を確立。瞬く間に大ブームを巻き起こすが……。


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  • 「TATSUMI マンガに革命を起こした男」
    元・副会長のCinema Days
    2015年1月19日
    (原題:Tatsumi )とても興味深いアニメーション映画であった。表現者の矜持、および“仕事の流儀”といったものを絶妙の手法で見せてくれる。また我が国の伝説の漫画家である辰巳ヨシヒロを取り上げたのが、シンガポールの映画であったというのも面白い。  辰巳は昭和... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ショートレビュー「TATSUMI マンガに革命を起こした男・・・・・評価額1700円」
    ノラネコの呑んで観るシネマ
    2014年12月11日
    パッションから始まる、劇画道。 劇画の創始者、辰巳ヨシヒロの自叙伝「劇画漂流」を5編の短編作品と絡めて、シンガポールのエリック・クー監督がアニメーション映画化した作品。 日本のみならず、世界のコミックに大きな影響を与え、79歳の今も作品を描き続ける辰巳ヨシヒロとは何者か。 戦後日本のストーリー漫画は、映画的な手法を大胆に取り込んだ手塚治虫の登場によって、急速な進化を遂げる訳だが、漫... ...[外部サイトの続きを読む]
  • TATSUMI マンガに革命を起こした男
    映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
    2014年12月8日
    劇画漂流(上) (講談社漫画文庫) [文庫]劇画というジャンルを確立した鬼才マンガ家・辰巳ヨシヒロを描いたアニメ・ドキュメンタリー「TATSUMI マンガに革命を起こした男」。これは日本映 ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『TATSUMI マンガに革命を起こした男』 (2010)
    相木悟の映画評
    2014年11月19日
    “劇画”を提唱せし、先人の軌跡に敬礼! 偉大なる先駆者の魂にふれる漫画ファン必見の一作であった。 写実的な画と映画のようなコマ割りで表現する大人向けのストーリー漫画を“劇画”と命名した漫画家、辰巳ヨシヒロ。本作は、氏の自伝的作品『劇画漂流』の一部と短編5... ...[外部サイトの続きを読む]
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