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カムイと生きる (2011)

北海道浦河町のアイヌ集落で生まれ、父親から自然と共存する生き方「アイヌプリ」を学びながら育った浦川治造。生活のために40代で東京へ向かい、屈強な肉体と快活な性格を生かして懸命に働きながらも、都会の生活に染まることなく「アイヌプリ」を実践してきた。東京アイヌ協会やアイヌ初の国会議員・萱野茂氏の後援会を設立し、さらに山梨県大月市と東京都あきる野市にアイヌの伝統民家であるチセを復元するなどの活動に尽力して忙しい日々を送る。そんな彼に人々が魅了される一方で、家族は家にいないことを寂しがっていたという。


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