初老に差し掛かった千代(高橋惠子)は、山陰の小さな港町・上終で、母親から引き継いだ小さな商店を営んでいる。愛想のない彼女のもとを訪れるのは、自閉症の牛乳配達の青年(深谷健人)と役場の人間(水上竜士)ぐらいだ。だが、いつのころからか近所の断崖を自殺者たちが訪れるようになり、彼らは最後に口にする食事として彼女の焼いたコッペパンと牛乳を買っていき……。
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