新宿でキャッチとして生計を立てていたオザワは、東京都の規制や風営法と自分の犯した不始末から身を隠さねばならなくなってしまう。どうせ身を隠すならベトナムとカンボジアで女性の新規開拓でもしてこいと兄貴分の小澤から命じられた彼は、日本を離れてベトナムへ。ほとぼりが冷めるまで遊んでいようと考えていたが、自称・革命家だという小神と出会い、彼に誘われるようにしてインドシナ半島を 流浪するうちに、いつの間にかベトナムの戦場へと足を踏み入れてしまう。