太平洋戦争時、アメリカ陸軍の秘密情報機関MIS(ミリタリーインテリジェンスサービス)は主に、日本語が話せ日本文化や習慣などの知識が豊富な日系二世たちにより構成されていた。彼らが日本軍の暗号解読や捕虜尋問で得た情報は連合軍を勝利に導き、戦後は日米の懸け橋として日本の復興に貢献した。80名に及ぶ元MIS兵士への取材を基に、日系アメリカ人の知られざる歴史に迫る。