26歳という若さで急死し、没後20年を経てもなおカリスマ的人気を誇るミュージシャン尾崎豊。10代の代弁者として一世を風靡(ふうび)した彼はおよそ2年半のブランクを経た後、1991年5月20日の横浜アリーナでの復活ライブに臨む。極度に緊張した尾崎の「久しぶりだね」という言葉と共に始まったステージの熱気を、18台のカメラを駆使して映し出す。