1962年、ブルジョワ階級に属する青年ファブリツィオ(フランチェスコ・バリッリ)は、イタリア北部の古都パルマで暮らしている。彼は小学校教員のチェーザレ(モランド・モランディーニ)の影響ですっかり左翼思想にかぶれていた。ついにファブリツィオは同じ階級の婚約者クレリア(クリスティーナ・パリセット)との婚約解消を、自分がマルクス主義なのを理由に決意するが……。