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いのちを楽しむ~容子とがんの2年間 (2013)

東京都杉並区学童クラブ指導員として働いていた渡辺容子さんは、40歳の時に乳ガンを発症する。主治医である近藤誠医師が掲げた「早期発見・早期治療には根拠がない」という説に共感した彼女は、体に多大な負担を強いる手術や抗ガン剤投与をしない緩和治療に臨む決意を固める。やがて、ガンは肥大し、2008年には全身に転移したことが確認され、余命1年を言い渡される。その事実を受け止めた彼女は、放射線治療やホルモン剤投与を行いながら、小笠原旅行に出掛け、脱原発集会に参加するなど、活発的な毎日を送ろうとする。


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