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ワンダー・フル!! (2014)

パスカルズによる音楽にシンクロするように、細胞とも微生物とも地球外生命体ともつかぬ正体不明のものが躍動しまくる(『WONDER』)。縦、斜め、直線のみで構成されたアイソメトリック的世界の中で、人類の営みによって生まれた悲哀や美が浮き彫りにされる(『MODERN No.2』)。音楽とリズムに同期しながら、分裂、融合、消失していく細胞たち。次第に彼らの動きは、オーケストラショーの様相を呈していく(『TATAMP』)。細胞たちが食べて食べられてを繰り返しながら、生命を継続させる(『DEVOUR DINNER』)。


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