2011年9月、保健師の菊地頌子さんは被災地を回り、自分と同じ職業に就く仲間たちに震災当時の話の聞き取り作業を開始。彼女はそれぞれの地域における保健師たちが、いまだかつてない被害をもたらした大震災を前に何を思い、どのようなアクションを起こしたのかに耳を傾ける。そして1,000年に1度といわれる災害から学んだことを再考察する。