作品情報 | その他の作品のレビュー

仲代達矢「役者」を生きる (2015)

仲代達矢が、1960年代にパリの小さな劇場で鑑賞して衝撃的だったというイヨネスコ作の不条理劇「授業」。長年の夢であった自身主演での舞台公演を敢行し、ハードな稽古と2か月に及ぶ公演に疲れを感じながらも俳優としての満足も得る。その公演から間もなく、俳優養成所「無名塾」の29期生の入塾審査を行う。俳優が俳優を育てる喜びと難しさをかみ締めながら、2名を塾生として迎えることに。そして80歳になった仲代は、塾生19名と「ロミオとジュリエット」の公演に臨む。


全0件