小中高を優秀な生徒として過ごし、地元の有名大学を卒業できたにもかかわらず、社会の歯車になりたくないと役者を目指した千尋（笠原賢人）。しかし、夢破れて故郷へと戻ってニートに。部屋にこもって日々を過ごすも、親に働くよう迫られて面接を受けることになるが、アルバイトの経験しかない彼を雇おうとする企業は皆無。ある日、子供のころの思い出が詰まった商店街を訪れると、ほとんどの店のシャッターが下ろされていることに驚く。地元を活性化させるため、議員に立候補する千尋だったが……。
