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ヒトラーへの285枚の葉書 (2016)

1940年6月、フランスがドイツに屈して間もなく、ベルリンで慎ましい生活を送るオットー(ブレンダン・グリーソン)とアンナ(エマ・トンプソン)夫妻は一通の書状を受け取る。それは愛する一人息子ハンスの戦死の知らせで、二人は悲しみに暮れる。その後ペンを執ったオットーは、アドルフ・ヒトラー総統を非難する内容の文章をしたため……。


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  • 「ヒトラーへの285枚の葉書」
    ここなつ映画レビュー
    2017年7月24日
    一人息子を失えば、おのずとこうする、夫婦のあり方。戦時下であろうとそうでなかろうと。喪失のその原因に目を向けるのは、当然のことなのではないだろうか。1940年。ドイツがフランスを統治下に収め、戦勝国として意気揚々としていた第二次世界大戦の初期の出来事である。冒頭の画面に大きく出てくる文字は「ALONE in BERLIN」。ここに出てくるクヴァンゲル夫妻は決してALONEではない。だが、恐らくこの「ALONE」が指す意味は、285枚の政治批判の葉書を書きながら、その殆どが当局に回収されたことを意味しているの ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『ヒトラーへの285枚の葉書』評価と感想/両主演の演技が鳥肌モノ
    eigamanzaiの映画レビュー
    2017年7月15日
    淡々と抵抗する ☆5点 予告編はこんな感じです 7/8公開『ヒトラーへの285枚の葉書』予告編7月8日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次公開 監督:ヴァンサン・ペレーズ 出演:エマ・トンプソン、ブレンダン・グリーソン、ダニエル・ブリュールwww.youtube.com 映画データはこちらからどうぞ (シネマトゥデイ) ヒトラーへの285枚の葉書映画『ヒトラーへの285枚の葉書』の作品情報:『天使の肌』で監督も務めた俳優のヴァンサン・ペレーズがメガホンを取り、ハンス・ファラ&#82 ...[外部サイトの続きを読む]
  • ヒトラーへの285枚の葉書 / Alone in Berlin
    勝手に映画評
    2017年7月8日
    ナチス政権下のベルリンに住む平凡な労働者のオットー&エリーゼ・ハンペル夫婦が、反ナチスのポストカードを作って抵抗したという事実を下にした作品。 ハンペル夫妻(劇中ではクヴァンゲル夫妻)の静かな抵抗が始まったのは、1940年。ナチス・ドイツの転落が始まるソ連侵攻作戦のバルバロッサ作戦前で、まだまだ、ドイツの強力さが目立っていた頃と言うのが非常に興味を引きます。そもそもの発端が、一人息子の戦死と言う衝撃的な出来事ではありますが、それで一転、権勢を誇っていた時... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 映画:ヒトラーへの285枚の葉書 息子を戦争で失った夫婦の静かな抵抗活動。
    日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
    2017年7月5日
    フランスがドイツに降伏し、勝利に沸き立っていた1940年のドイツ、首都ベルリン。 そんな時代に、ある夫婦がささやかだが抵抗活動を始める。 街の目に付くような場所に、反戦メッセージを書いたポストカードを一枚ずつ置いていく2人。 演じるのは名優エマ・トンプソン(写真:左)と、ブレンダン・グリーソン(写真:右 グリーンルーム他) こうしてタイトルの通り、285回にわたって活動。 だが当然のように警察の捜査が開始され、危険度が上昇していく。 警察もナチスからの強力なプレッシャー. ...[外部サイトの続きを読む]
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