300年に1度の大蛇復活からさかのぼること11年、人知れず国を守るために立ち上がった者たちが集結していた。曇家当主の大湖は大蛇退治のために結成された、犲(やまいぬ)と呼ばれる部隊の師範を務めることになる。部隊には曇天火をはじめ、彼の盟友である安倍蒼世や佐々木妃子らもいたが、ある日事件が起き……。