1890年代、宮廷は女王の側近に化けた悪魔ロットバルト(ベネット・ガートサイド)に操られていた。王子のジークフリート(ワディム・ムンタギロフ)は、白鳥から人間の姿に戻るオデット姫(マリアネラ・ヌニェス)を見て恋に落ちる。オデットの呪いを解くことができるのは、誰も愛したことのない者の真実の愛の誓いだけだった。しかし、ジークフリートはオデットにうり二つのオディール(マリアネラ・ヌニェス)と出会い、心を奪われてしまう。