皆殺しの天使 (1962)：作品情報

見どころ

『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』などの異才ルイス・ブニュエルが監督を務めた不条理劇。夕食会に出席した名士たちがなぜか客間から出られなくなり、食料も飲料水も尽きた部屋で本性をさらけ出す様子を浮き彫りにする。ブニュエル監督作『ビリディアナ』などのシルヴィア・ピナルが本作にも出演。

あらすじ

オペラ鑑賞後、ある屋敷で夕食会が催され、20人のブルジョワが集まって楽しい夜の余韻を楽しんでいた。夜も遅くなり、夜明けが近づいても帰ると言わず、そのまま宴が続く。翌日の夜になっても誰も帰らず、客間から出ることすらできずにいるうちに召し使いもいなくなり、食べ物も水もなくなる。

キャスト

• シルヴィア・ピナル
• エンリケ・ランバル
• ジャクリーヌ・アンデレ
• ルシー・カジャルド
• エンリケ・G・アルバレス

スタッフ

監督・原案・脚色

• ルイス・ブニュエル

原案

• ルイス・アルコリサ

撮影

• ガブリエル・フィゲロア

音楽

• ラウル・ラヴィスタ

製作

• グスタボ・アラトリステ

映画詳細データ

英題

THE EXTERMINATING ANGEL

製作国

メキシコ

配給

• アイ・ヴィー・シー

配給協力

• ノーム

技術

デジタル／モノクロ