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夜明けまでバス停で (2022) 映画短評

2022年10月8日公開 91分

夜明けまでバス停で
(C) 2022「夜明けまでバス停で」製作委員会
斉藤 博昭

実際のあの衝撃事件が「自分事」と導かれる怖さ

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

2020年の幡ヶ谷バス停殺人をベースにしながら、被害者本人の「事実」を再現するのではなく、フィクション要素を多用した作り。結果的に「ああなってしまったかも」と自分事に捉えてしまう恐ろしさが備わった。
主人公は正義感が強く、やりたいことに前向き。仕事もきっちり。そんな彼女の急転する運命に、社会の現実と不条理が重なり「いたたまれなさ」を導くが、板谷由夏の演技が「逞しさ」にも変換。基本はコロナやジェンダーなど社会問題をシビアに見つめつつ、要所は明るめのヒューマンドラマ風…と全体にバランス感を重視。
テーマ的にもう少しヘビーな演出があって良かった気もするが、作品の意義としてこの2022年に極めて重要。

この短評にはネタバレを含んでいます
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