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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ (2022) 映画短評

2022年12月9日公開 116分

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ
斉藤 博昭

原作の基本を守り、膨らませたパートと作家性の感動に打ち震える

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

木の人形が主人公なので、ストップモーションの手法が最高にハマる。ただ最先端テクノロジーも配合され、全体として“観やすい”映像になってるかと。
ホラー風の演出や、邪悪な表現、異世界への扉、虫の擬人化具合、見世物小屋…と監督の志向がはっきり打ち出され、ミュージカルの点でもデスプラの楽曲が耳に残る。
物語では、ゼペットがなぜ人形を作り、ピノッキオが何を求めるかというアレンジが軸をきっちり固定化。ムッソリーニ時代のイタリア、戦争の脅威も加わり、深みと感動、現代に伝える意味が倍増。
限りある命と永遠の生命。普遍的テーマを鮮やかに作品に落とし込み、「両親へ」と献辞を捧げるギレルモ。リスペクトしかない。

この短評にはネタバレを含んでいます
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