ADVERTISEMENT
どなたでもご覧になれます

モアナと伝説の海2 (2024):映画短評

モアナと伝説の海2 (2024)

2024年12月6日公開 99分

モアナと伝説の海2
(C) 2024 Disney. All Rights Reserved.

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3

斉藤 博昭

ハリウッドメジャーのアニメの潮流を感じる

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

真っ青な海。駆ける船。髪をなびかせる風…。前作を愛した人に、冒頭から「ここに帰ってきた!」と懐かしさに浸らせる。つかみは完璧。今回とくに感心したのは島の人たちのダンス。その美しく柔らか、そしてユニークな動きに、アニメの技術とセンスの最高の融合に幸せ気分。
後半、アクションおよびミュージカル場面で超スピード&めまぐるしいほど怒涛の映像が展開し、近年の実写を含めたハリウッド大作らしい“物量作戦”を実感。ここで冒険チーム4人のキャラ活用、もうちょい観たかった。
今回のモアナの「使命」はもちろん説明され理解できるものの、それがどれだけ重要なのかイマいち伝わらず、達成のための試練への共感度は少なめかも。

この短評にはネタバレを含んでいます
平沢 薫

モアナはさらにその先へと進む

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 主人公が見知らぬ広大な世界に向かって進んでいく、という魅力は今回も変わらない。前作では、外洋への出航を禁じられた島で暮らすモアナが大海原へと漕ぎ出したが、今回はさらにその先へと進み、他の島々で暮らす見知らぬ人々との出会いを求める。そして、それを妨害する、かつて人間たちを分断した悪神に立ち向かう。何かと内向きな空気の昨今、このメッセージの前向きさが鮮やか。今回の旅には人間の仲間もいる。

 映像は、前回から魅力的な海の表現に加えて、主人公が流れ星の軌跡を追う、悪神が雷光を使う、という設定から"光"の演出も印象的。主人公が奇妙な場所で出会う、コウモリの化身のような女性キャラもユニーク。

この短評にはネタバレを含んでいます
ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT