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「プリズン・ブレイク」の極悪人ティーバッグがインタビュー中に涙ぐんだ理由は?

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ほんとはイイ奴なんだぜ。
ほんとはイイ奴なんだぜ。

 本日待望のシリーズ第3弾DVDが発売されるテレビドラマ「プリズン・ブレイク」。本作で、今最も注目を集めている悪名高きティーバッグを演じるロバート・ネッパーに話を聞いた。

 史上最悪の悪役といわれるティーバッグだが、個性的なキャラクターでファンからは主役以上ともいえるほどの人気を集めている。この役柄はどのようにして生まれたのだろうか?

 「この役のオーディションを受けたとき、おれは人生最悪な状況で、とにかく仕事がしたかったんだ。でもティーバッグは、当初今おれが演じているのとはまったく違うイメージだった。最初に台本を受け取ったとき、そこにいたティーバッグは体重が100キロで前歯全部が金歯だったんだ(笑)。そのときまったく自分とは違うのはわかってたんだけど、とにかく仕事がしたかったから自分なりに役を追求してみた。逆にイメージとは180度違う役柄にして演じてみたら、見事に受かったんだよ!」

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 売れない時代が長年続いた苦労人のロバートだが、この作品で一気にブレイク。街を歩いていて人に気付かれることも多くなった。「ハリウッドのスターみたいに、キャーって女の子に騒がれることはないんだよ。よくある反応は、おれの顔を見た瞬間にハッて固まるんだ(笑)。凍りつく感じ。役者に会って凍りつくってなかなかないよね? この前エレベーターに乗っていたんだけど、ドアが開いて待っていた女性と目が合った瞬間に、ギャア~~~って叫ばれたこともあったんだよ」

 「おれは本当はイイやつなんだけどね」とニヤリと笑うロバートは、やはりちょっと怖いが、ちょうど役柄の切り替えについて話していたとき、彼の優しさが垣間見えた瞬間があった。

 「現場に着いて、スタートがかかるとおれはたちまちティーバッグになる。子どもをおかしな目で見て、その先何をしでかすかわからない危険な男になる。でも現場が終わって車に乗って家に帰り、うちの小さな……」と言いかけて、急に涙ぐんでしまったのだ。いったいどうしたのかと思うと、今回の来日で初めて自分の5歳の息子を本国に残してきたそうで、「実は、今彼が恋しくて仕方なくてね……。あの子のことを考えると、すぐに泣けてきちゃうんだ」と最高に優しいパパぶりを見せてくれたのだった。

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 気になるシーズン3については「ティーバッグのクレイジーぶりがパワーアップすることは、保証つき!」とのこと。本当は涙もろくて子煩悩なロバートが演じる、狂気に満ちた男ティーバッグの凶悪ぶりから、ますます目が離せなくなりそうだ。

 「プリズン・ブレイク」は、無実の罪でフォックスリバー刑務所に投獄された兄を救うため、全身に刑務所の設計図をタトゥーにした弟が刑務所に入るところからシリーズが始まった。シリーズ3では難攻不落の刑務所“SONA”が登場。これまで以上にハードな脱走劇が描かれていく。

テレビドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン3 vol.1からvol.3は、本日よりレンタル開始
テレビドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン3 DVDコレクターズBOXは8月13日から20世紀フォックスより発売

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