女性の性を武器に世界と戦う芸術家!飛び散る母乳を男性客がよける横に子どもがいるすさまじさ

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桃色パ~ンチ!(左から)歌手の白井愛子と画家の増山麗奈

 6日、新宿区百人町のネイキッドロフトで、映画『桃色のジャンヌ・ダルク』公開記念イベント「世界女性革命宣言★」が行われ、画家の増山麗奈鵜飼邦彦監督、歌手の白井愛子、映像作家の根来祐、インディユニオンの小林蓮実らが登場した。

映画『桃色のジャンヌ・ダルク』

 自らの女性の性を武器にアートで世界と戦う芸術家、増山の活動を追った本作の公開を記念して行われた本イベント。映画の話から始まって、増山が追及する女性と社会とのつながりについてのトークセッション、そして増山のアートの真髄が見られるアートパフォーマンスなど盛りだくさんな内容で行われた。

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 普段は映画編集者として知られる鵜飼監督だが、増山の映像を撮ろうと思ったきっかけは、芝浦のクラブイベントでの母乳パフォーマンスだったという。「母乳が飛び散るのを男性客がよけているんですが、その隅に(増山の)お子さんが見ているという。その不思議な光景にびっくりしました」と映画が生まれたきっかけを明かした。増山も「多いときは2メートルくらい飛んでましたよ(笑)。わたしの作品は出産や命がテーマになっているんです。次の子どもが生まれたら、地球温暖化で自然が失われている南極やヒマラヤ山脈で母乳パフォーマンスをしたいですね」と今後の野望を口にしていた。

 芸術活動としても個性的な増山だが、桃色ゲリラと称するグループを結成して行う抗議活動もユニークだ。イラク戦争反対を表明するためにイラクに訪問したり、青森県六ケ所村に乗り込んでの原発反対運動など、ピンクのビキニ姿で、アポなしで施設に突入していくさまは、往年の人気番組「進め!電波少年」を見ているようにスリリングだ。そんなエネルギッシュな彼女の原動力の原点には反逆心があると切り出すと、「女性たちは精神的に抑圧され、陵辱されてきました。美術界は女性蔑視(べっし)が根強いんです。わたしはそういう風潮に戦いを挑みたいんです」と力強く語る増山だった。

 引き続きイベントの終盤で、女性器をモチーフにしたアートイベントを繰り広げると、閉塞感ただよう現代に風穴を開けようと増山が「桃色パ~ンチ!!」と叫び、大盛況のうちにイベントは終了した。

 本作はユニークなパフォーマンスで注目を集めるアーティスト、増山麗奈に密着したドキュメンタリー。母乳アートや、あえぎながら憲法9条を読み上げるパフォーマンスなど、一見、下世話な話題で世間の注目を浴びているように見える増山だが、その奥底にある母性、子どもたちへの愛情などが大きなうねりとなって、見る者の心に迫る。

映画『桃色のジャンヌ・ダルク』は3月27日より渋谷ユーロスペースにて公開

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