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夏菜、朝ドラで「崩壊してました」 苦悩の日々を告白

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苦悩を明かした夏菜
苦悩を明かした夏菜 - (写真は2012年3月撮影)

 女優・夏菜が、22日にクランクアップしたNHK連続テレビ小説「純と愛」の撮影を振り返り24日、「私は崩壊寸前でした。いや、崩壊してました。笑」などとオフィシャルブログで胸中を告白した。約1年間同作に関わった日々は「3年くらいじゃなかった?って思うくらい、濃い毎日でした」と充実感をのぞかせる一方、純というキャラクターがなかなかつかめず、追い込まれた毎日だったと苦労を明かしている。

 夏菜は24日に「純と愛」と題して更新したブログで、初めて務めた朝ドラ・ヒロインの大役の苦悩や撮影について思いを明かしている。5月末から家族や友達がそばにいない大阪での生活がスタートし、最初のころは純がどんなキャラクターなのか演じても把握できなかったという夏菜。脚本家の遊川和彦に「『違う!』と何度も言われ、やってみてもやってみてもわからなくて何がわからないのかもわからなくて笑 もうみんな敵にしか見えなくて笑」と明るく振舞いながらも、相当追い詰められていた様子。

 そして「私は崩壊寸前でした。いや、崩壊してました。笑」と告白し、「本当に私はまだまだおこちゃまで、イライラしたり、『もーわかんない~!あーもうやだーー』とか、言ったりしてしまって。。心では申し訳ないって思っているのに言わずにはいられない自分にまたイライラして落ち込んで、、の無限ループでした」と率直に当時の状況をつづっている。

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 それでも、自分を受け入れてくれたスタッフやキャストに感謝している夏菜は、みんなに出会えたことが宝物だといい、厳しく自分を指導してくれた遊川については「本当に愛情のある方です。純を、私をたくさん愛してくれました。私は純を演じることができて本当に良かったって心から思います」「たまに傷ついたりももちろんしたけれど笑 遊川さん、大好きです」とメッセージ。

 愛役の風間俊介は「私にはもっていない技術をたくさん持ち合わせていて、どんなに難しいシチュエーションの芝居もなんでもできて、妬ましい気持ちを抱いたりすることもありました笑」とライバル心を燃やしながらも、「毎日毎日一緒にいて、辛いとき、当たったりもしました。それでも大きな心で受け止めてくれて、また次の日は笑顔で迎えてくれました。本当に愛が風間くんでよかった」と感慨深げ。同ドラマは3月30日に最終回を迎える。(清水一)

NHK連続テレビ小説「純と愛」は放送中

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