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ジェラルド・バトラー、究極的にバイオレントな主人公に復帰!

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さわやかな目をして、バイオレントな主人公を多く演じるジェラルド・バトラー
さわやかな目をして、バイオレントな主人公を多く演じるジェラルド・バトラー

 5年ぶりの来日を果たしたジェラルド・バトラーが、全米で興収1億ドル(約100億円・1ドル100円計算)突破間近の大ヒットを記録した最新主演作、『エンド・オブ・ホワイトハウス』について語った。同作は、ジェラルド演じる高度な戦闘スキルを持つ元シークレット・サービスが、大統領を人質に取った最強テロリスト集団相手に単身殴り込みをかける、「ホワイトハウス版『ダイ・ハード』」ともいえる、痛快娯楽アクションサスペンスだ。

映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』フォトギャラリー

 まずは『300 <スリーハンドレッド>』のレオニダス以来といってもいい当たり役を演じたジェラルドに、本作について聞くと、「(監督の)アントワーン・フークアが素晴らしい仕事をやり遂げてくれたこの映画を、心から誇りに思っている。自分が愛する、本物のアクション映画に戻ってこられて最高だよ」とニヤリ。「タフで妥協しない、人に頭ごなしに命令する、やられたら徹底的にやり返す英雄を再び演じることができたんだからね!」

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 今作といい、『300』『完全なる報復』『GAMER』といった過去作といい、「極限に追い込まれたハイパーな男が悪党を残忍にあやめる」役柄を好む傾向が強いジェラルド。その理由を「そう、究極的にバイオレントで興味深い英雄の役が多いよね。でも、行動が過激になればなるほど観客は喜ぶし、そのキャラクターを深く知ることができるから、記憶にも残りやすいと思うんだ」と喜々として語る彼は、撮影中に首の骨を2本折ったもののMRI検査をするまで気付かなかったというから、その超人ぶりには驚かされるばかり。

 女性だけではなく男性からも、そのワイルドで人間味あふれる魅力で人気のジェラルド。彼が考える「真の男らしさ」について聞くと「そうだね……ありのままの自分を信じることじゃないかな。力とか強さとか信念ではなく。あと、強い自立心を持つことだね」と丁寧に言葉を選びながら真剣なまなざしで答えた。

 気になる次回作だが、現在2本の企画が進行中で、すでに出演契約を済ませた一本は『第9地区』+『逃亡者』のようなSFアクション大作『ザ・レイブン(原題) / The Raven』」だという。アクションスターとして完全復活したジェラルドの、さらなる活躍に期待したい。

映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』は6月8日より新宿ピカデリーほか全国公開

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