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エルヴィス・プレスリー、本当の死因が判明か…遺伝子の変異を発見

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エルヴィス・プレスリーさん
エルヴィス・プレスリーさん - Michael Ochs Archives / Getty Images

 イギリスの公共テレビ局「チャンネル4」のサイエンス番組「Dead Famous DNA」の中で、エルヴィス・プレスリーさんが42歳という若さでこの世を去った理由が判明したとtheguardian.comなどが報じた。

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 偉人のDNA解析を行う「Dead Famous DNA」の新シリーズの試写会が現地時間25日に行われ、そこでエルヴィスさんのエピソードがお披露目されたとのこと。米カンザス州のスティーヴン・キングズモア博士が、エルヴィスさんの美容師の友人から手に入れたエルヴィスさんの髪の毛をDNA解析した結果、片頭痛、緑内障、肥満を引き起こす遺伝子の変異のほか、心臓が厚くなって心筋が弱まる「肥大型心筋症」を引き起こす変異が見つかったという。

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 エルヴィスさんは晩年、頭痛、視力の低下、体重の増加に悩まされており、不整脈、疲労、失神、高血圧など肥大型心筋症に見られる症状を併発していたことで知られる。そして1977年には自宅のバスルームで死亡しているところを発見された。

 キングズモア博士は、今回のDNA解析の結果によって、エルヴィスさんの死を彼自身の不摂生によるものだと非難することはできないことが証明されたとコメント。司会のマーク・エヴァンスも「長い間、エルヴィスさんの死は、彼の過食やドラッグの乱用に原因があるとされてきました。もちろんそうした依存が健康にいいわけはありませんが、彼はDNAに問題を抱えていたようなのです」と続けている。

 なお、マークは「われわれはこれがエルヴィスさんのDNAであることに絶対の自信を持っていますが、それを証明することはできません。それは不可能なのです」とも語っている。番組のプロデューサー陣はこのDNA解析結果をエルヴィスさんの娘であるリサ・マリーに送ったが、返事はなかったという。(編集部・市川遥)

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