染谷俊之×赤澤燈×廣瀬智紀！イケメンが子役と遊ぶ『羊をかぞえる』の和やかな撮影現場
人気ミュージカル「テニスの王子様」の染谷俊之や赤澤燈、舞台「弱虫ペダル」などの廣瀬智紀らが共演するダメンズ青春ムービー映画『羊をかぞえる』の撮影が都内某所で行われ、その様子が報道陣に公開された。また、この日は撮影の合間に、染谷、赤澤、廣瀬が意気込みを語った。
定職にもつかず、その日暮らしを続ける田宮（染谷）と青島（赤澤）が、「カニを食べる」という理由だけで、軽トラックに乗って富山までカニを食べに行く珍道中を描き出した『カニを喰べる。』の続編にあたる本作。前作同様、毛利安孝監督がメガホンを取る今作では、そんな二人の前に、謎の少女カンナ（宮井くらら）、超お人よしの丸井（廣瀬）が現れ、思わぬ事態に巻き込まれてくさまを描き出す。
本作の舞台は『カニを喰べる。』から2年後。田宮はきまぐれで小説家を志し、一方の青島は地道に就職活動にいそしむも、連戦連敗。一向に成長しない二人のダメンズぶりは本作でも健在だ。「今回はファンタジーちっくな設定になりましたね」と赤澤が切り出せば、染谷も「確かに今回は作風がガラッと変わっていますけど、二人の関係性が全然変わっていないところが面白いですよね」と付け加える。
さらに「現場はすごくいい雰囲気」と笑顔で話す廣瀬は、「染谷君は何度か共演したことがあるけど、この映画では自然体の素の部分が出ていて、フラットな芝居ができる人だなと感じましたね。（赤澤）燈君と一緒にお芝居をするのは初めてですが、とてもやりやすい。芝居を通じてコミュニケーションができる方だなと思いました」とすっかりこの世界観になじんでいる様子。
またこの現場の空気を和やかにしているのが、カンナ役の子役・宮井くららの存在だという。染谷も「くららちゃんと3人で遊ぶのが楽しくて。ハードな撮影スケジュールだと現場は殺伐としがちですけど、くららちゃんがいることですごく和みます」と述懐。撮影現場では宮井を囲んでゲームに興じる姿が見受けられるなど、和やかな現場の雰囲気がうかがい知れた。（取材・文：壬生智裕）
映画『羊をかぞえる』は今秋公開予定
