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三池崇史、女児向け特撮番組の総監督に就任「血はなくてもイケる」

三池崇史監督が女児向け特撮シリーズにチャレンジ
三池崇史監督が女児向け特撮シリーズにチャレンジ

 三池崇史が監督ならびに総監督を務める女児向け特撮テレビシリーズ「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」の製作発表記者会見が17日に都内で開催され、これまでとは毛色が違うような作品に携わることになった三池監督がその胸中を明かした。

【写真】生パフォーマンスをする「ミラクルちゅーんず!」

 本シリーズは、魔法に支配された音楽の国を救うため、妖精リズムズと3人組アイドルユニット「ミラクルミラクル」が、アイドル戦士「ミラクルちゅーんず」を結成し、得意なダンスや歌のチカラで世界の平和を守るライブ型NEW特撮ヒロインストーリー。

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 三池監督は、「最近、女児向けのテレビ番組が少なく、どうせやるなら今までと違うものを作りたい」という制作サイドのオファーを受けて快諾。三池監督といえば“バイオレンス”や“ホラー”の名手でもあるが、アイドルグループ・SPEEDが主演を務めた映画『アンドロメディア』(1998)が「初めて全国公開した劇場映画」と話すと、「(作品の)ジャンルにこだわりはないので、自然に受け止められ、面白そうな企画と思いました」とコメント。記者から「血を出したいと思いませんか?」と質問されると、「血はなくてもイケるかな」と笑って答えていた。

劇中でアイドルユニットを演じる子役たちと

 また「助監督時代はテレビドラマが多かったので、自分の体の速度はどちらかというとこっち(テレビ)に合っているから戸惑いはない」と意外とも思えるコメントも。だが三池組の若手スタッフのドラマ経験が少ないことや、まったくの素人だった子供たちを主演に迎えることなどから「不安もあった」という。しかし「初日から俺が知っている子役や女優とは違う魅力を持っている」と感じ、不安は一気に解消したとのこと。「手ごたえはすごく感じているし、作ったことがないものが生まれている」と自信満々に語っていた。

 この日は一般公募のオーディションで選ばれた、「ミラクルミラクル」のカノン役の内田亜紗香、マイ役の足立涼夏、フウカ役の小田柚葉も登場し、ステージパフォーマンスを生披露した。(取材/錦怜那)

「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」は4月にテレビ東京系列で放送開始

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