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「カウントダウン・ヒロシマ」日系人監督の手で映画化か?

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キャリー・フクナガ監督
キャリー・フクナガ監督 - Dominique Charriau / WireImage / Getty Images

 米テレビドラマ「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」やNetflix配信の映画『ビースト・オブ・ノーネーション』を手掛けた日系アメリカ人監督キャリー・フクナガが、スティーヴン・ウォーカーの著書「カウントダウン・ヒロシマ」の映画化作品で、監督交渉に入ったとDeadlineほか複数メディアが報じている。

スティーヴン・ウォーカー監督作『ヤング@ハート』フォトギャラリー

 本作は、ユニバーサル・ピクチャーズと映画制作会社ワーキング・タイトル・フィルムズがタッグを組んで製作する予定の作品。2005年に出版された「カウントダウン・ヒロシマ」は、映画『ヤング@ハート』でフィルムメイカーとしても活躍するスティーヴン・ウォーカーのノンフィクションで、ニューメキシコ州での原爆実験から広島の原爆投下までを記したもの。元BBCのドキュメンタリー監督だったウォーカーが、B29爆撃機の搭乗員、ロスアラモスの科学者、広島の被爆者などへの取材と膨大な資料を基に詳細につづっていた。

 脚本は、映画『ドライヴ』『ギリシャに消えた嘘』のホセイン・アミニが執筆し、この度新たに監督候補としてキャリー・フクナガに白羽の矢が立ったようだ。現在フクナガは、ジョナ・ヒルエマ・ストーン共演のNetflixのファンタジードラマ「マニアック(原題) / Maniac」の撮影準備に入っている。もし、フクナガがメガホンを取ることになれば、期待できる作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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