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広瀬すず、日本アカデミー賞に本音…『怒り』で衝撃シーンも体当たり

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「今までにない悔しいという感情」(写真は今年2月撮影)
「今までにない悔しいという感情」(写真は今年2月撮影)

 女優の広瀬すず(18)が8日、ブログを更新し、第40回日本アカデミー賞授賞式を振り返り、「今までにない悔しいという感情に出逢った」と本音をつづった。

【写真】広瀬すず、石原さとみ、宮崎あおいら美の競演

 今年、優秀主演女優賞(『ちはやふる -上の句-』)と優秀助演女優賞(『怒り』)をW受賞する快挙を成し遂げた広瀬だったが、3日に行われた授賞式では『湯を沸かすほどの熱い愛』で母娘を演じた宮沢りえ杉咲花がそれぞれ最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞に選ばれる結果になった。

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 広瀬は「こんな夢みたいなことが起きるとは 人生何があるかわからないですね」と喜びながらも、「でも、喜びだけではない感情も生まれました 今までにない悔しいという感情に出逢ったような気がします」と吐露し、「こんな贅沢なこと言える立場ではありませんが これが素直な本音かもしれません」と率直な思いを明かした。

 「自分の中で何かが変わるんじゃないか」と自ら出演を熱望しオーディションで役を勝ち取った『怒り』では、これまでのイメージを封印し、母親と夜逃げ同然に移り住んだ沖縄で悲惨な事件に巻き込まれる女子高生を熱演。『悪人』などで知られ、スパルタで有名な李相日監督の指導の下、ショッキングなシーンにも体当たりで挑み、少女が抱える心の痛みを体現した。

 「どの作品ももちろんそうなんですが 怒りは、また特別なんです この作品で私は本物の悔しいに 出逢ったような気がします」と振り返った広瀬は、「自分とは勝負しないのって李監督に言われた言葉を思い出すといまだに涙が出ます 図星だったんだよなきっと てか、そうだったんだよな」と述懐。

 「怒りに出会えたこと 李監督に出会えたことは 間違いなく私を変えてくれました 宝です」と感謝し、「努力することを忘れず また、怒りの皆さんとお仕事する事が今の私の目標のひとつ 大きなひとつです」と決意を新たにした。(編集部・中山雄一朗)

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