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『ジョジョ』、4部を実写化に選んだ理由

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ポスタービジュアル
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ポスタービジュアル - (C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 荒木飛呂彦による人気コミックを実写化する『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の撮影現場にて、平野隆プロデューサーが、「ジョジョ」シリーズの中でも4部を実写化作品として選んだ理由について明かした。

【画像】実写『ジョジョ』全メインキャラクター【計7枚】

 10年ほど前から実写化の構想を抱いていたという平野プロデューサーは、昨年11月の取材会にて「ジョジョ」シリーズの中でも第4部こと「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」を選んだ理由について「日本が舞台ということが一番大きいです」と話す。「ほかのシリーズや登場人物を変えることも検討したんです。例えばですが、主人公の名前が外国人の名前になるとか。そういう作品もありますけれども、特異な世界になってしまう。それに4部はスリリングで面白いんです。ファンからも人気のシリーズです」。そして平野プロデューサーは、昨年9月の実写映画化発表会見で明かした通り、5年以上前に企画をスタートさせ、原作者の荒木を口説き続け実写化にこぎつけた。

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 撮影現場で組まれているセットなどのイメージボードも、荒木は確認しているという。残念ながら平野プロデューサーが取材に応じたこの日は、まだ日本での撮影を開始してからすぐの日取りであったため、「まだセットには荒木先生は来られたことはない」とのことだったが、荒木との打ち合わせの際には「先生から『あ、すごいカッコイイ!』『あ、いいですね~』とほめていただいています」という。

 またスペインでのロケも話題になったが、スペインをロケ地に選んだ理由は、作品の中に登場する大きな館などの西洋風味の部分を取り入れるためと、劇中のキャラクターたちの“なじみやすさ”を考慮してとのこと。メガホンを取った三池崇史監督は、「荒木先生のご出身の仙台を含め、先生自身の思い出の街が増幅してできた杜王町」をリアルのものにすべく、今は全く見られなくなった短ラン&ボンタン着用の“昔ながらの不良学生”がなじむノスタルジーあふれる風景を探し、スペイン・シッチェスにたどり着いたと語っていた。(編集部・井本早紀)

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日より全国公開
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

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