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シャーリーズ・セロン、歯3本ひび割れながらも超絶アクション!

静止画でもこのド迫力…シャーリーズが本気アクション!『アトミック・ブロンド』より
静止画でもこのド迫力…シャーリーズが本気アクション!『アトミック・ブロンド』より

 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などの女優シャーリーズ・セロンが、新作スパイアクション『アトミック・ブロンド』の撮影に歯3本ひび割れながら挑んでいたという。

最強女スパイ現る…『アトミック・ブロンド』特報

 『ジョン・ウィック』の共同監督デヴィッド・リーチがメガホンを取った本作は、41歳のシャーリーズ演じる、MI6最強女スパイ、ロレーン・ブロートンが、冷戦中のベルリンを訪れ、世界中のスパイによる最高機密リストの争奪戦に身を投じるさまを描いたアクションスリラー。

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 そんな本作でシャーリーズは正真正銘のファイトシーンに仕上げたいという思いから、全てのアクションを自らこなした結果、苦しむことになったのだという。Total Film 誌のインタビューでシャーリーズは、「私たちは本当にこの戦いの結末を見せたかったわ。ファイトシーンを生々しくリアルに描きたかったの。ロレーンと観客には全てのパンチにキック、そしてブローをガツンと感じてほしかった。素敵なことなんて何ひとつなかったわ。歯を3本もひび割ったのよ。歯に問題があったのに、毎日5時間トレーニングしていたから。でもそうね、いろいろ処置を受けて、何回か手術したら、生まれ変わったような気になったわ」と明かした。

 スタント監督のアシスタントを務めたモニーク・ガンダートンは、その負傷により、シャーリーズは危険なスタントを自分でやりたがらないのではないかと思ったそうだが、その予想に反し、シャーリーズは役を全うしたそう。モニークは、「シャーリーズはブダペストに歯の問題を抱えてやってきたの。ロサンゼルスでのトレーニング中に、歯をくいしばるあまり、ダメにしてしまったのよ。私たちは『あらやだ。そうなったら、(シャーリーズは)何もやりたくないと思うに違いないわ』って思った。でも違った。彼女は翌日やってきて、痛み止めを飲んだら、『さあ、行きましょう!』って」とシャーリーズの女優魂をうかがわせるエピソードを語った。

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 シャーリーズは、大ヒットを収めたDC映画『ワンダーウーマン』をはじめ、強い女性を描いた映画が成功したことによって、女性主人公のストーリーがいかにこれまで描かれてこなかったかが露呈されたと指摘。「映画市場で、女性主人公の映画がなかったということを明らかにしたわね。とくにアクションのジャンルでね。世界中の人々が、男性のスーパーヒーローやアクションヒーローと同じように、女性が相手を打ち負かすような姿を見たいと思っていると思う……私の子供にもそれを見てほしいわ。子供たちには、たとえどんなに男性優位な社会であろうと、彼らを思い通りにすることができるママの姿を見てほしいわ。ダメかしら?」(BANG Media International)

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