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『ワイルド・スピード』キャスト仲悪すぎ…スピンオフめぐりギスギス

タイリースから批判されているドウェイン・ジョンソン - 第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』より
タイリースから批判されているドウェイン・ジョンソン - 第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』より - Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『ワイルド・スピード』シリーズ第9弾の全米公開日が2020年4月10日へと1年延期されたことを受け、ローマン役のタイリース・ギブソンがホブス役のドウェイン・ジョンソンに対してInstagramで不満を爆発させている。

【動画】怒りの壁ドンをするドウェイン・ジョンソン

 タイリースいわく、第9弾が延期されることになったのは、ドウェインが自身を主役にしたスピンオフ企画を進めたからとのこと(ドウェインと、デッカード・ショウ役のジェイソン・ステイサムがメインのスピンオフ映画は2019年7月26日全米公開)。ドウェインなしの『ワイルド・スピード』ファミリーの写真を掲載したタイリースは「ドウェインが現れるまで俺たちは一つのファミリーだった。映画ポスターに載るのが彼一人じゃないことが、問題だったんだろうよ。夢がかなったな。おまえたち(ドウェインと、彼の義理の兄弟で製作パートナーのハイラム・ガルシア)は『ワイルド・スピード』ファミリーを引き裂いた。おめでとう」と辛らつにコメント。

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 「俺はただファミリーを一つにしようと闘ってきた。それこそが俺たちを素晴らしいものにしていて、俺たちは一人では飛ばない。彼ら(スタジオ)がオファーした時、おまえは“ホブス映画”に賛成する必要はなかった」と続け、自分やヴィン・ディーゼル、故ポール・ウォーカーさんもスピンオフのオファーを受けたが断ったと、ドウェインを裏切り者扱いした。

 ドウェインも昨年夏、第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』のスタッフや女優陣を絶賛する一方で、男性共演者に対して「一人前の男として、真のプロフェッショナルとして振る舞う者もいるが、そうじゃない者もいる。奴らはチキン野郎すぎてそもそも何にもできやしねえ。臆病者が」と怒りをあらわにしたメッセージをInstagramに投稿し、その“チキン野郎”はヴィンだったとTMZ.comが報じて大きな話題に。第8弾でシリーズ初参戦となったスコット・イーストウッドも「(カットがかかると)みんなすぐに自分のトレーラーに戻ってしまう」とEsquireに明かすなど、その頃から関係は冷え切っているようだった。(編集部・市川遥)

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