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上白石萌音『君の名は。』の学びはお守り!経験生かす

『君の名は。』での経験を「お守り」と語った上白石萌音
『君の名は。』での経験を「お守り」と語った上白石萌音

 女優の上白石萌音が19日、都内スタジオで行われた『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』公開アフレコイベントに俳優の千葉雄大とともに来場、声優として参加した昨年の大ヒット作『君の名は。』で学んだことについて「お守りのよう」と語った。

【写真】もうアラサー!?千葉雄大は13歳役

 「妖怪ウォッチ」劇場版シリーズ最新作となる本作は、これまでの主人公ケータの時代から30年後の世界を描く物語。上白石は、ケータの娘となる主人公・天野ナツメ役の声優に抜てきされた。

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 アニメの声優は『君の名は。』などでも経験している上白石は、「『君の名は。』で学ばせていただいたことは常にお守りのように役に立っています」と誇らしげな表情。「今回もそういう意味で、『君の名は。』で得た経験を生かした部分が大きかったです。息づかいや、細かいニュアンスの違いで、意味の伝わり方がすごく違ってくる、ということも肝に銘じて。ナツメは終盤ではりりしく、ガツンと戦っていくタイプで、(『君の名は。』の)三葉とは違うタイプ。セリフに引っ張られるように、違う表現ができればいいなというのはあります。これもあの作品があったからなので、感謝しています」と付け加えた。

 本作は、「ゲゲゲの鬼太郎」とのまさかのコラボレーションが話題となっているが、それについて「最初はすごくビックリしました。妖怪界のレジェンドたちと、今熱い妖怪たちのコラボということで、熱い化学反応が面白いなと思ったんですが、残念ながらわたしがアフレコをしたときは、鬼太郎の皆さんの声は入っていない状態だったので。そこはすごく完成が楽しみなところです」と語る上白石。「わたしは学校帰りに鬼太郎を見ていたので、そういう意味では同じ画面で一緒に声をあてることができて、光栄です」と喜んだ。

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 一方の千葉は「僕は声が入っているところでアフレコをさせていただいたので、ああ、野沢(雅子)さんだ、鬼太郎の声だというのがすごく感動しました。大人が観ても、鬼太郎の部分は感動するんじゃないかと思います」とコメントするなど、それぞれに思うところがあったようだ。

 そしてこの日は、30年の時を経て「伝説の猫妖怪」へと変貌したジバニャンも登場。「30年の間にいろいろあったニャン。この俺さまが大活躍する『妖怪ウォッチ』の宣伝のためなら仕方がない。お前たちに力を貸してやる」とワイルドに語るジバニャン。この日は緊張していたという上白石、千葉が収録風景を披露すると、「完璧だニャン!」「すばらしいニャン!」と熱いエールを送るひと幕も。時には、13歳のトウマ役を演じることになった28歳の千葉に対して「アラサーには聞こえなかった」と呼びかけ、千葉から「うるさいわ」と返されるも、いつしか彼らもリラックスした表情に。最終的には上白石たちから「ジバニャンに救われました」と感謝されるジバニャンだった。(取材・文:壬生智裕)

『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日より全国公開

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