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共演者・スタッフから苦情 テレビ局が調査してた

「シカゴ P.D.」シーズン5より ジェイソン・ベギー
「シカゴ P.D.」シーズン5より ジェイソン・ベギー - Matt Dinerstein / NBC / NBCU Photo Bank via Getty Images

 クリエイターのディック・ウルフが手掛ける米テレビドラマ「シカゴ P.D.」でハンク・ボイトを演じているジェイソン・ベギーが、共演者やスタッフからの苦情で昨年、NBC局とウルフ・エンターテインメントから調査を受けていたことが両社の声明で明らかになった。

【写真】「シカゴ P.D.」

 Deadlineなどによると、ジェイソンは日ごろからかなり攻撃的、威圧的な態度を取り、性的なコメントをすることが多かったとのこと。同ドラマからはレギュラーだったエリン・リンジー役のソフィア・ブッシュが最近になって降板しているほか、別のディック・ウルフのドラマに移った女優もおり、ジェイソンの態度が原因とのうわさが立っていたという。

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 苦情を受けたNBCとウルフ・エンターテインメントは、調査と上層部と外部弁護士を含めた話し合いをすぐに行い、ジェイソンの切れやすい性格に対処する方法を見いだしたそう。彼が怒りをコントロールするようコーチを雇い、現在もそのコーチがついて指導をしているという。また、彼の人事ファイルには懲戒処分を受けたことが記され、ほかにも何かしらの影響を受けたらしい。

 ジェイソンは、周囲を傷つけた自分の行動を非常に申し訳なく思っていると声明でコメント。昔から怒りをコントロールすることが難しく、今はコーチの指導で努力をしていると言っている。「わたしにとって『シカゴ P.D.』の素晴らしいキャストとスタッフと一緒に仕事ができることは誇りです。僕が不快な思いをさせた人たちには一人一人謝罪をしました。これまで僕が与えたダメージを消すために必要なことは何でもするつもりです」と述べている。(澤田理沙)

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