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松岡茉優の「あまちゃん」ネタ披露にファン感激

シネ・リーブル梅田で行われた『勝手にふるえてろ』の舞台挨拶に登壇した松岡茉優
シネ・リーブル梅田で行われた『勝手にふるえてろ』の舞台挨拶に登壇した松岡茉優

 女優の松岡茉優が1日、大阪市内で行われた映画『勝手にふるえてろ』の舞台挨拶に共演者の渡辺大知黒猫チェルシー)とともに登場。2013年に放送された松岡出演のNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」ネタを披露して会場を沸かせる一幕があった。

【写真】松岡茉優、渡辺大知の関西弁にアウェー感

 『勝手にふるえてろ』は、19歳で芥川賞作家となった綿矢りさが2010年に発表した同名小説を、映画初主演となる松岡を迎え映画化したラブコメ。初恋相手のイチ(北村匠海)を忘れられないヨシカ(松岡)は、ある日、会社の同僚・二(渡辺)から交際を申し込まれる。初めての告白に舞い上がるヨシカだったが二との関係に気乗りせず、同窓会を企画してイチと再会。初恋の相手と現実の恋愛の間で悩むヨシカだったが……。

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 この日、映画のキャンペーンのために朝から関西でテレビ出演をしてきた松岡と渡辺。キャンペーン中、渡辺が関西弁を話す姿を見ていた松岡は「いつも全然関西弁出さないのに、今日は朝からずっと関西弁だったんですよ~。“俺は大阪人だぜ”みたいな感じで、東京人のわたしをひとりぼっちにして~」とアウェーな寂しさを吐露。それに対して渡辺が「大阪ではなく神戸出身なんですけどね……」と返答すると松岡は「ごめんね! 東京の人はそんなところがある。関西ってことで大阪も神戸も一くくりしちゃうところある。名古屋も関西だと思ってたし……」と冗談交じりに語り、会場の笑いを誘った。

 本作は先日開催された第30回東京国際映画祭で観客賞を受賞し、ヒロインの松岡には東京ジェムストーン賞が授与された。松岡は「スタッフもキャストも予想外の高評価でした」と驚く反面、初主演作ということでPRにもかなり気合いが入っているようで、この日も舞台挨拶に集まったファンに感謝しきり。

 舞台挨拶の最後で松岡は「この映画でデトックスして、2018年を明るく迎えてください。12月の忙しい時期なのにこんなにたくさんの人が来てくれてありがたいです。『暦の上ではディセンバー』ですからね!」と、自身が出演していた朝ドラ「あまちゃん」の劇中歌について触れると、会場からは大きな笑いと拍手が起こった。(取材・文:スズキヒロシ)

映画『勝手にふるえてろ』は12月23日より全国公開

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