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『パシフィック・リム』続編で東京がフルボッコ!?

初来日し「東京コミコン2017」に登壇したスティーヴン・S・デナイト監督
初来日し「東京コミコン2017」に登壇したスティーヴン・S・デナイト監督

 アクション超大作『パシフィック・リム』の続編『パシフィック・リム:アップライジング』のスティーヴン・S・デナイト監督が3日、幕張メッセで開催中の「東京コミコン2017」に登壇し、「東京をボッコボコにするのが夢だった」とほくそ笑んだ。イベントには日本人キャストの菊地凛子も登場した。

東京コミコン2017『パシフィック・リム:アップライジング』イベント 画像ギャラリー

 前作から10年後の地球を舞台に、進化を遂げて再び姿を現し、世界を絶望の淵へと突き落とすKAIJUと、パワーアップした新世代の人型巨大兵器イェーガーに乗り込む若きパイロット達の死闘を描いた本作。ジョン・ボイエガを主演とし、ニュートン博士役のチャーリー・デイ、森マコ役の菊地らが続投。人気上昇中の新田真剣佑が新加入することでも話題を集めている。

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 初来日したスティーヴン監督は「モシモシ、トーキョー!」と客席に呼びかけると、「日本に来られて光栄ですし、それが作品のことを話せる機会なので最高の気分です」と語ると、「今晩帰るけど、完成した作品を携えて、来年またやって来ることを約束します」と誓い、のっけからファンを喜ばせた。

 また、全世界未解禁となる約3分半にも及ぶ新映像も初披露し、ファンを熱狂させるスティーヴン監督。その後、バトルシーンで日本語の看板がチラチラ映り込んでいたことから、MCから「KAIJUとイェーガーが日本で戦うのか?」を問われると、「(戦いによって)東京を亡ぼす可能性がかなり高いです」と衝撃発言。さらに、「子供の頃から『ウルトラマン』『マグマ大使』『ジャイアントロボ』、昔のゴジラ映画が大好きで、このような怪獣映画を作るなら、欠かせないのは東京をボッコボコにすること」と話し、「最高の気分でした。東京の方にとっては悪夢かもしれないけど、僕にとっては夢でした」と笑い、会場を沸かせた。

 加えて、「前作のギレルモ・デル・トロ監督のバトルシーンは、ほとんどが夜間で雨が降っていたけど、今回は違うものを見せたくて、ほとんどが天気の良い白昼に行われるんです」とも説明した。

 そして、「本当に早く観ていただきたい。本作を作っているときは、1秒1秒、自分の子供の頃の夢が叶っていくような体験でした」と満足気な表情を見せると、「公開時にはぜひ劇場に足を運んでください。そうしたら『パシフィック・リム3』を作ることもできます」と続編への意欲も見せていた。(取材:錦怜那)

映画『パシフィック・リム:アップライジング』は2018年4月に日本公開

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