米俳優D・ホフマン、新たに3人の女性がセクハラ被害主張=報道

[ロサンゼルス 14日 ロイター] - 米ハリウッドの業界誌Varietyは14日、さらに3人の女性が米俳優ダスティン・ホフマンさんに不適切な性的行為を受けたと主張していると報じた。これにより、ホフマンさんが不適切に振る舞ったと明らかにした女性は計6人となった。
【写真】ダスティン・ホフマンが初めてアカデミー賞主演男優賞を受賞した『クレイマー、クレイマー』
Varietyによると、不適切な性的行為を受けたと新たに述べた女性3人のうち、2人は1987年に性的暴行を受けたと主張。3人目の女性は、16歳だった1980年に不適切な行為があったとしている。
Varietyは、ホフマンさんの弁護人がこうした主張について「中傷的で、事実でない」と述べたと伝えた。
ロイターは女性たちの訴え内容を確認できていない。
別の3人の女性も、セクハラ行為が30年以上前に起こったとしている。
ホフマンさんは、最初にセクハラ被害を告発した女性には11月1日に謝罪した。この女性は、当時17歳で製作現場でインターンを務めていた1985年、ホフマンさんがひわいなジョークを飛ばしたり、性的な話をしたと訴えていた。他の女性の主張に対してはコメントを控えている。
ホフマンさんは映画『クレイマー、クレイマー』と『レインマン』で米アカデミー賞主演男優賞を2度受賞した。