ハリウッド授賞式にカラフルな衣装戻る、セクハラ抗議は継続へ

[ロサンゼルス 15日 ロイター] - 今月7日のゴールデン・グローブ賞の授賞式では、多くのスターらが黒い衣装に身を包んでセクシャルハラスメントへの強い抗議を表明したが、11日に行われた放送映画批評家協会賞ではカラフルなドレスがレッドカーペットに戻ってきた。しかし、出席者らはセクハラへの抗議運動は今後も続くと述べている。
授賞式にはアンジェリーナ・ジョリーやグレタ・ガーウィグは白いドレス、ニコール・キッドマンやジェシカ・チャステイン、アリソン・ジャニーらは大胆な色のドレスを着て登場した。
淡いピンク色のドレスを着た米女優レイチェル・ブロズナハンは「黒を着るのはゴールデン・グローブ賞でのこと。でもメッセージは続いている」とし、「この動きは、行動につながるもっと大きな会話の始まりに過ぎない」と話した。
7日のゴールデン・グローブ賞の授賞式をみて、3月4日のアカデミー賞授賞式まで続く米ハリウッドの賞レースで、授賞式がすべて黒い衣装に埋め尽くされるのか心配する声が上がっていた。
21日には米映画俳優組合(SAG)の授賞式が行われる。