アレック・ボールドウィン、性的虐待疑惑のウディ・アレン監督擁護

[ロサンゼルス 16日 ロイター] - 米俳優アレック・ボールドウィンは16日、性的虐待疑惑が浮上したウディ・アレン監督(82)に距離を置く俳優が増えるなか、同監督への支持を表明した。
【場面写真】アレック・ボールドウィン出演のアレン監督作品『ブルージャスミン』
アレン監督の映画3本に出演したことのあるボールドウィンはツイッターで、監督やその作品を拒絶する動きは「不公正で悲しい」とコメント。アレン監督と仕事をしたことは「私のキャリアの中で名誉だったことのひとつ」と述べた。
アレン監督は養女のディラン・ファローさんから、7歳だった1990年代初めに性的虐待を受けたと告発されている。
監督は繰り返し否定しているが、セクハラに抗議する「タイムズ・アップ(もう終わりにしよう)」運動が広がりを見せるなか、監督への風当たりは強くなっている。
ボールドウィンは「そうした告発を否定したり無視するつもりはない」としながら、「そうした罪で人を訴えるときには慎重にやるべきだ」と付け加えた。