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アニー賞『リメンバー・ミー』が最多11冠で席巻!日本勢受賞逃す

まさに圧巻! 主要部門を独占したディズニー/ピクサー『リメンバー・ミー』
まさに圧巻! 主要部門を独占したディズニー/ピクサー『リメンバー・ミー』 - (C) 2018 Disney / Pixar. All Rights Reserved.

 アニメ界のアカデミー賞とされる第45回アニー賞の授賞式が、現地時間3日にアメリカ・ロサンゼルスで行われ、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』が作品賞を含む最多11部門で受賞した。日本から『この世界の片隅に』(片渕須直監督)、『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(神山健治監督)がノミネートされていたインディペンデント作品賞は『ザ・ブレッドウィナー(原題) / The Breadwinner』が受賞した。

舞台は幻想的な死者の国『リメンバー・ミー』フォトギャラリー

 アニー賞は、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)が主催する映画賞。インディペンデント作品賞は、アメリカでの上映館数が1,000館未満の作品、もしくはASIFAが公認している世界4大アニメーション映画祭での作品賞受賞作を対象としている。昨年はスタジオジブリ製作の『レッドタートル ある島の物語』が受賞した。

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 日本にかかわる作品では、スタジオポノックの『メアリと魔女の花』が映画部門脚本賞と美術賞に、日本人の桑畑かほるとアメリカ人のマックス・ポーターによる第90回アカデミー賞ノミネート作『ネガティブ・スペース(原題) / Negative Space』が短編作品賞に、日本人の堤大介ロバート・コンドウが総監督を務めた「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」(監督:エリック・オー)が特別制作部門にノミネートされていた。

 『リメンバー・ミー』は、作品賞、監督賞、声優賞・脚本賞・編集賞・キャラクター・デザイン賞ほかノミネートされていた部門を独占。現地時間3月4日に発表される、第90回アカデミー賞の長編アニメ映画賞受賞をほぼ確実のものとした。『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督が、1年に一度だけ他界した家族と会える祝祭をテーマに、幻想的な「死者の国」に迷い込んだミュージシャンに憧れる少年と家族の絆を描く。日本では3月16日より公開される。

アニー賞主要部門結果

作品賞
『リメンバー・ミー』

インディペンデント作品賞
『ザ・ブレッドウィナー(原題) / The Breadwinner』(監督:ノラ・トゥーミー)

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短編作品賞
『ディア・バスケットボール(原題)/ Dear Basketball』(監督:グレン・キーン)

映画部門監督賞
リー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督『リメンバー・ミー』

映画部門脚本賞
『リメンバー・ミー』エイドリアン・モリーナ、マシュー・オルドリッチ

映画部門声優賞
『リメンバー・ミー』アンソニー・ゴンサレス(ミゲル役)

映画部門音楽賞
『リメンバー・ミー』

最優秀視覚効果賞
『リメンバー・ミー』

映画部門キャラクター・アニメーション賞
『リメンバー・ミー』John Chun Chiu Lee

映画部門キャラクター・デザイン賞
『リメンバー・ミー』ダニエル・アリアガ、ダニエラ・ストリジレヴァ、グレッグ・ダイクストラ、アロンソ・マルティネス、ザルーヒ・ガルストン

映画部門美術賞
『リメンバー・ミー』

映画部門絵コンテ賞
『リメンバー・ミー』ディーン・ケリー

映画部門編集賞
『リメンバー・ミー』

(編集部・入倉功一)

映画『リメンバー・ミー』日本版予告編 » 動画の詳細
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