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アベンジャーズとX-MEN共演はまだ先!マーベル社長を直撃

誰かが卒業してしまうのか? 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』より
誰かが卒業してしまうのか? 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』より - (C)2018MARVEL

 2008年の『アイアンマン』から今年で10周年を迎えたマーベルスタジオの社長ケヴィン・ファイギが来日。初めてアフリカ系のヒーロを主人公にした『ブラックパンサー』(3月1日)と、この10年の集大成の第1弾『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日)の公開を控えた彼に、両作に込めた思いや、映画ファンを驚愕させたディズニーによる21世紀フォックスの買収について話を聞いた。

アベンジャーズ全滅の危機…『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』予告編

 『インフィニティ・ウォー』では、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマン、ドクター・ストレンジ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなどマーベルの人気ヒーローたちと、最大の強敵サノスが激突。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のアンソニー・ルッソジョー・ルッソの兄弟監督により、次回に続く『アベンジャーズ』シリーズ第4弾と同時に撮影された超大作だ。

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アベンジャーズの物語は一体どんな終わりを迎える? そして新たな物語とは? まだまだ続くマーベル代表のケヴィン・ファイギ

 あまりに強力な敵との戦いに、一部のヒーローにとって最終章にもなるとされており、この10年における最も重要な2本になるというファイギは、「これまでヒーロー映画で誰もやってこなかったこと。それは、終わりを迎えるということです。『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』といった、小説が原作のシリーズには必ず最終章があった。でもヒーロー映画には、バージョン違いこそあれども、終わりはない。でも、これから公開される2本では、これまでの物語を集約させて、素晴らしい最後を迎える。それが、われわれのやりたいことであり、非常に重要なエンディングとなるでしょう」と語る。

 もちろん、マーベル映画はこれからも続き、「この後には、さらに新しい物語が生まれてくるでしょう」というファイギ。自ら、コミック以上に映画好きであると語る彼は、マーベルでもさまざまなジャンルに挑戦していきたいと断言。公開が迫る『ブラックパンサー』では、アフリカ系の人々のルーツにも通じる奥深い物語が語られており、「若いころ、映画を観て自分の考え方にさまざまな影響を受けてきました。そういった意味でも映画は、観客に日常と違う世界や、なかなか出会えない人たちを見せることも重要だと思うんです。『ブラックパンサー』も第一に最高に楽しいマーベル映画であると同時に、そういう一面をもった作品です」と自信を見せた。

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 昨年には、マーベルを抱えるディズニーが、『X-MEN』シリーズを抱えるフォックスを買収することが発表され、ついにX-MENとアベンジャーズの共演も現実味を帯びてきた。10年を突破したマーベルの未来がさらに楽しみだが、実際の共演についてファイギは「時間がかかるでしょう」と回答。「正直、その企画について、まだ何にもとりかかっていません。あまりに雲の上の決定すぎて、私だけでは決められないことでもあるし(笑)。とにかく今は、『アイアンマン』からスタートした10年を、これから公開される『アベンジャーズ』シリーズで一度終わらせる。そのことだけに集中しています」と笑みを浮かべた。(編集部・入倉功一)

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