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香取慎吾『クソ野郎と美しき世界』現場レポ!香取作の絵がたくさん!

香取慎吾
香取慎吾

 8日、稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾の映画『クソ野郎と美しき世界』の中の短編『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』の現場取材会が都内で行われ、囲み取材に出演者の香取、中島セナ、監督&脚本を担当した山内ケンジが出席。香取の描いた絵が多数登場する本作について語った。

【写真】香取慎吾の絵がたっくさん!撮影現場&会見の様子

 『クソ野郎と美しき世界』は4本の短編から構成されるオムニバス映画で、4人の監督がメガホンを取っている。草なぎの『光へ、航る』は爆笑問題太田光、稲垣の『ピアニストを撃つな!』は『愛のむきだし』などの園子温監督、"クソ野郎★ALL STARS"が出演する『新しい詩』(読み:あたらしいうた)はカンヌ国際広告賞グランプリ受賞の映像監督・児玉裕一がそれぞれ監督&脚本を務めており、撮影現場が公開された『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』を担っているのが演劇プロデュースユニット「城山羊の会」の山内監督だ。

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 17年前に「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の中で放送された「Smap Short Films」でもタッグを組んでいた香取と山内監督。同作に香取は本人役で出演していたが、今回、山内監督はオファーを受けた時にすでにあった元々の企画に「香取慎吾が本人として登場する」という設定を加えたそう。そのことについて香取は「普段からあまり役作りについて考えない方ですが、本人役なのでいつも以上に何も考えていないです」と笑顔を見せた。

 そして、もう一つ山内監督が作品に取り入れたのが香取が「絵を描く人」という要素だ。会見が行われた撮影セットには壁という壁に大小様々な絵が飾ってあり、部屋の隅や中央、本棚などに香取の作品が所せましと置かれていた。これらの絵はすべて「膨大な量の絵が置いてある場所に呼んでいただいた」という山内監督がセレクトしたもの。香取は「(映画に)絵をこうやって使ってくれて、いつもと違う場所に僕の絵があって。その場所に入ってみたら『すごく絵を描きたいな』って思えたので。なんか、違う場所にあるとこんなにも自分の絵から刺激を受けるんだって初めての経験をしています」とコメントしていた。

画像テキスト
中島セナの話を聞く香取

 会見中には隣に座る中島について「絵を描くのが好きなんだよね?」と話しかけて「一番好きなのはどれ? あの絵が気になるとかある?」と自ら質問し、中島が選んだ絵に対して「あれ? へー! 魚みたいなやつ?」と嬉しそうにリアクションしていた香取。香取の絵が登場するこの映画の公開を、多くのファンが楽しみにしているに違いない。(編集部・海江田宗)

映画『クソ野郎と美しき世界』は4月6日より2週間限定で全国86(野郎)館で公開

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