竹内涼真が二宮和也と共演！初の医療ドラマに挑戦
俳優の竹内涼真が、4月にTBS系でスタートする二宮和也主演の連続ドラマ「ブラックペアン」に出演することが決定した。「下町ロケット」「陸王」に続く日曜劇場枠（毎週日曜夜9時～）への出演、研修医役として初の医療ドラマに挑む竹内は、「実は、医療ドラマに出演したい！ と心の中で密かに思っていたのでその願いが叶いとても嬉しく思います。撮影に向けた準備で、実際に心臓外科医として活躍されている先生の指導やお話に触れたり、手術映像を拝見したのですが、これまで自分が見たことのない新しい世界がそこにはあり、その中にこれから飛び込むんだと思うと気持ちが高まりました」と気合い十分。その他キャストに、NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインに抜擢されブレイクした葵わかな、倍賞美津子、小泉孝太郎、内野聖陽が発表された。
シリーズ累計115万部を突破する海堂尊の小説「ブラックペアン1988」に基づき、二宮演じる天才外科医・渡海が、手術用最新医療機器・スナイプの導入をきっかけに、大学病院という巨大組織に立ち向かっていくさまを描く本作。竹内が演じるのは、東城大学医学部付属病院の研修医一年目の世良雅志（せら・まさし）。常識外れの渡海の言動に反発する一方で自分の非力さを痛感し、医師として成長していくという役どころ。
伊與田英徳プロデューサーは、竹内の起用意図を次のように述べている。「竹内さんは、一生懸命で真っ直ぐな研修医の世良雅志にぴったりだと思いお願いしました。つわもの揃いの大人の世界に飛び込んだとき、二宮さん演じる渡海、小泉さん演じる高階、内野さん演じる佐伯とどう渡り合っていくのか、大きな挫折にどう立ち向かっていくのか。一皮剥けた竹内さんのお芝居が楽しみです」。
渡海の手術に圧倒される新人の手術室看護師・花房美和（はなぶさ・みわ）役に、朝ドラ後初のドラマ出演となる葵わかな。原作に登場しないオリジナルキャラクターで渡海の母・渡海春江（とかい・はるえ）役に、映画『大奥』以来、二宮と二度目の母子役共演となる倍賞美津子。渡海と対立する新任エリート講師・高階権太（たかしな・ごんた）役に小泉孝太郎。物語のキーとなる、“ブラックペアン”（止血用鉗子）を使用する天才心臓外科医・佐伯清剛（さえき・せいごう）教授に内野聖陽がふんする。
主演の二宮は「スタッフ、出演者ともにこの組み合わせでやれることはもうないと思うので、どういう化学反応が起きるのかとても楽しみです」と期待を寄せている。（編集部・石井百合子）
