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坂口健太郎&川栄李奈が恋人役!『人魚の眠る家』新キャスト

(上段左から)西島秀俊、篠原涼子、坂口健太郎(下段左から)川栄李奈、田中泯、松坂慶子
(上段左から)西島秀俊、篠原涼子、坂口健太郎(下段左から)川栄李奈、田中泯、松坂慶子 - (C) 2018「人魚の眠る家」 製作委員会

 篠原涼子西島秀俊の共演で東野圭吾の同名小説を実写映画化する『人魚の眠る家』の新キャストが発表され、坂口健太郎川栄李奈が恋人を演じることが明らかになった。あわせて、田中泯松坂慶子というベテラン陣の出演も発表された。

篠原涼子×西島秀俊が仮面夫婦役【写真】

 原作は、ベストセラー作家である東野のデビュー30周年記念作品。仮面夫婦の播磨薫子(篠原)と播磨和昌(西島)は娘の小学校受験が終わったら離婚することを決意するが、ある日娘がプールで溺れて意識不明の重体に陥ってしまう。眠り続ける娘を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すが……。

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 今回発表された新キャストは、坂口、川栄、田中、松坂の4人。社長の和昌から研究分野の最新技術を娘の治療に生かせるか相談を受けるIT系機器メーカーの研究員・星野祐也役を坂口、星野の恋人で動物病院の助手・川嶋真緒役を川栄、孫娘を襲った悲劇に心を痛める和昌の父・播磨多津朗役を田中、孫娘を連れて行ったプールで悲劇が起きたことで責任を感じる薫子の母・千鶴子役を松坂が務める。

 自身の役どころについて、「命に対しての選択を迫られる家族の側で、少しずつ純粋に、そして盲目的になっていきます」と説明した坂口は、「正解がない現実を星野なりの苦悩をしながら生きる姿を是非ご覧ください」とアピール。その恋人にふんした川栄は、先輩・篠原の演技に学ぶところが多かったようで、「とても難しい役に挑まれた篠原涼子さんの、母親の強さや感情の表現を間近で見ることができ、とても勉強になりました」と撮影を振り返っている。

 メガホンを取ったのは、『トリック』シリーズなどの堤幸彦監督。「これ以上には考えられない、願いどおりのキャスティングが実現しこの上ない喜びです」と語った堤監督は、「今は仕上げの段階で、もっともっと良くなるのではと日々悩んでおりますが、色々な意味で“代表作”になる自信があります」と期待をあおった。『人魚の眠る家』は11月に全国公開。(編集部・吉田唯)

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<コメント全文>
■坂口健太郎
僕が演じた星野という研究者は、命に対しての選択を迫られる家族の側で、少しずつ純粋に、そして盲目的になっていきます。正解がない現実を星野なりの苦悩をしながら生きる姿を是非ご覧ください。

■川栄李奈
原作を読んで、とても深いテーマだと感じ、その中で真緒の生き方や在り方を上手く表現できればいいなと思いました。真緒は物語の中では播磨家を客観的に見ている登場人物の1人です。恋人の星野のことを一番に考え待ち続ける、心が広く優しい女性です。現場では、とても難しい役に挑まれた篠原涼子さんの、母親の強さや感情の表現を間近で見ることができ、とても勉強になりました。守るべきものがある全ての方に見ていただきたいです。

■田中泯
「人魚の眠る家」Before and After

動いている物が生き物だ、イノチある物だと子供は思った。「動く」生き物の世界と同時に「眠る」ことが生きかえるための休息であることを子供は急速に勉強をした。幾年かたって子供はカクレンボという遊びの中で、一人息を潜めて「動かない」でいる自分を発見する。その時、カラダの中に走り回る自分がいること、ドキドキしている自分がいることを発見する。

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僕は赤ん坊の時から自分のカラダの外側に興味を持って生きてきた。今も生き続けている僕は、子供の頃からのイキテイル当事者であろうとしている。そして誰かが、そのドキドキを見つけてくれるのを待っている… それをもしかしたら人生とよぶのかもしれない。イノチとは、僕の中側でいつまでもドキドキとしている僕自身のことなのではないだろうか。

植物も動物も一緒だ。カラダの中にイノチがある。

■松坂慶子
19歳で初めて松竹の映画に出演し、本作でついに
本格的な“おばあちゃん”役デビューをさせてもらいました。
最初は戸惑ったものの、孫役の3人から「おばあちゃん!」
と慕ってもらって。堤監督とも初めてご一緒させて頂きました。
いい状態で仕事できるよう常に配慮して下さるとても素敵な監督さんで、今回私は責任を感じる役どころでもあり、いろんな意味で皆さんに助けて頂いた現場になりました。

■堤幸彦監督
これ以上には考えられない、願いどおりのキャスティングが実現しこの上ない喜びです。皆様、真摯に役に取り組んでいただいて、この映画にしか表現できない世界を作ることができたと確信しています。今は仕上げの段階で、もっともっと良くなるのではと日々悩んでおりますが、色々な意味で“代表作”になる自信があります。老若男女たくさんの方々に“染み入る”映画になれたらと思います。劇場でお待ちします!

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