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『ワイルド・スピード』ヴィン・ディーゼル、大学中退から30年後に学位を取得!

おめでとうございます! - ヴィン・ディーゼル
おめでとうございます! - ヴィン・ディーゼル - Anthony Harvey / Getty Images

 映画『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル(50)が、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われたニューヨーク市立大学ハンター校の卒業式に出席した。ハンター校はヴィンが30年前に1度中退していた学校で、当時は文学部に在籍していたそうだが、今回授与された学位も文学の名誉学位だ。

【場面写真】続編も楽しみ!映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』

 ヴィンはスピーチで1,800人の生徒へ向けて「この学校の生徒としてのプライドを常に持っていたし、この学校で学び、たくさんのものを得たと周りの皆に伝えてきた。まだ若くて、ナイトクラブの警備員をやっていたこともあった。警備についていないときは、この世で1番多様性にあふれたこの学校に教室にいたんだ」と語った。

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 白人と黒人のハーフだからという理由で役を得られなかった時でも、自分を突き動かしてくれたのは“プライド”だったという。

 ヴィンは「誰も多文化の奴を雇おうとしなかった。例えば『グローリー』のような映画で誰が使ってくれる? デンゼル・ワシントンやマシュー・ブロデリックがやったような役で。まだ世界には準備が足りていなかった。俺たちは努力家であり、なんでも乗り越えられるんだとここで学んだ。君たちはそれを世界で発揮する。そしてハリウッドと向き合い、ハリウッドを変えられる。君たちが持っている威厳と、プライドと、闘ってやるという気持ちがあればハリウッドを変えられる」と力強いメッセージを伝えた。

 ヴィンはハリウッドで役をなかなかもらえず、警備員の職に戻った際の思い出話も披露。「職場の警備員みんなが『なんだ、大スターになると思ってたよ』って。ソファーで寝なきゃいけなかったし。だから他の方法を探すしかなかったんだ」と振り返った。(BANG Media International)

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