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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ジェームズ・ガン擁護派を批判…人種差別ツイートで解雇された女優が

ジェームズ・ガン監督とロザンヌ・バー
ジェームズ・ガン監督とロザンヌ・バー - David M. Benett / Vera Anderson / WireImage / Getty Images

 今年5月に人種差別的なツイートをして主演ドラマ「ロザンヌ」を打ち切られた女優のロザンヌ・バーが、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督を擁護する人々をTwitterで批判した。ガン監督は過去に小児性愛についてジョークにしていたことが問題視され、ディズニーはすぐさま『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ第3弾から彼をクビにすることに決めたが、出演者たちからは擁護の声が上がり、ファンも彼の再雇用を求める署名活動を始めるなどしている。

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 自身が解雇された際には全くといっていいほど擁護してくれる人がいなかったロザンヌは「ジェームズ・ガンの小児性愛ジョークに対する擁護コメントを読むと吐き気がする。彼らはわたしのジョークを理解もせずに叩いていたのに」とこの扱いの違いはダブルスタンダードなのではないかとツイート。ロザンヌはオバマ前米大統領の側近を務めたバレリー・ジャレット氏(イラン生まれのアフリカ系米国人)について「ムスリム同胞団と『猿の惑星』の間に生まれた赤ん坊」とツイートして批判が殺到し、ディズニーの子会社である米ABC局は「ロザンヌのTwitter発言は不快で嫌悪すべき内容で、われわれの価値観と一致しない」と高視聴率の人気番組だった「ロザンヌ」の打ち切りを決めていた。

 ロザンヌは自分とガン監督の間に違いはないと考えているようだが、彼女が特定の個人を狙った現在のツイートで叩かれたのに対し、ガン監督は10年近く前のツイートだ。どちらもひどい内容であることに変わりはないが、ガン監督の場合は敵対する右派の人物たちによって、彼を攻撃するという明確な目的を持って掘り起こされたものである点は考慮に入れてもいいだろう。現在、ガン監督の再雇用を求めるインターネット上で署名活動(署名サイトChange.org)では28万人以上の賛同者が集まっている。(編集部・市川遥)

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