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鈴木保奈美、月9で織田裕二と27年ぶり共演 初の弁護士役

10月クール月9「SUITS/スーツ」に出演する鈴木保奈美
10月クール月9「SUITS/スーツ」に出演する鈴木保奈美 - (C)フジテレビ

 女優の鈴木保奈美が、10月クール月9ドラマ「SUITS/スーツ」で、1991年放送の大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」以来、約27年ぶりに織田裕二と共演することが20日、明らかになった。アメリカの人気テレビドラマに基づき、大手弁護士事務所で働く敏腕弁護士(織田)と、ワケありの若きアソシエイト(中島裕翔)の活躍を描く本作で、鈴木は上司で所長の幸村チカにふんし、初の弁護士役に挑戦。「まだ過去を愛でるほど、枯れてはいないつもりですので(笑)、今回の“SUITS/スーツ”を自分自身もガツガツ攻めながら目一杯楽しみたいと思います」と意気込みを語っている。

【写真】鈴木保奈美出演の2012年の映画

 織田との久々の共演に「“東京ラブストーリー”の頃は、駆け出しの俳優で、本当に自分のことで精一杯で、相手役の織田裕二さんをはじめ、共演者の皆さんをちゃんと見ることができませんでした。織田さんのその後のご活躍を拝見していて、27年ぶりの共演をとても楽しみにしています」と期待を寄せる鈴木。

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 柴門ふみの漫画に基づく「東京ラブストーリー」(坂元裕二脚本)で、織田と鈴木は、上京したばかりのサラリーマン・永尾完治と、その同僚で自由奔放な赤名リカ役で共演。小田和正の主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」とともに社会現象を巻き起こし、その後鈴木は「愛という名のもとに」(1992)、「恋人よ」(1995)など主演ドラマが相次いだ。

 「SUITS/スーツ」で鈴木演じる弁護士事務所の所長・幸村は、甲斐(織田)を優秀な弁護士に育て上げた経緯があり、甲斐にとって唯一頭が上がらない存在。本作で初の弁護士に挑む鈴木は「ものすごくインテリジェンスの高い者同士が、法律を使ってゲームをしているような面白さがこのドラマの魅力ではないかと思うので、堅くて真面目な弁護士というよりは、少し力の抜けた遊び心を感じさせられるようなイメージで演じられれば良いなと考えています」とコメントしている。

 また鈴木にとって、月9出演は1994年放送の「この世の果て」(野島伸司脚本・三上博史共演)以来24年ぶり。「24年たって、自分が俳優として成長できたとは1ミリも思わないですけど、“24年分、生きてきた”ということが、お芝居の中で何かしら反映されるとは思います。撮影を前にして、やらなくちゃという思いと、どう出せるかなという楽しみがあります。“月9ドラマ”は、俳優としてのキャリアの初期に出演させて頂いて、そこで大変大きな作品に恵まれましたので、本当に感謝しています」と月9への思い入れを明かしている。(編集部・石井百合子)

「SUITS/スーツ」は10月より毎週月曜21時~、フジテレビ系にて放送

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