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泥沼離婚、破産寸前!ニコラス・ケイジが最近大変なことになってきている!

あの人は今

僕らのニコケイどこへ行く?
僕らのニコケイどこへ行く? - Brad Barket / Getty Images

 1990年代、アクション映画で輝きを放っていたニコラス・ケイジ。悪役でもヒーローでもどんな役でも強烈な個性を発揮して、男性ファンも数多い。そんなニコラスだが、最近「金がない!」という悲しい噂が聞こえる。“僕らのニコラス”は一体どうしているのか? これまでの活躍を紹介しつつ、最近のニコラスの様子をお伝えします。(文・森田真帆)

実はセレブ一家出身!親戚のおじさんは、あの大物監督! 

 カリフォルニア、ロングビーチに生まれたニコラスは、セレブのお嬢様、お坊っちゃまが通うビバリーヒルズ高校を17歳で中退。俳優を目指して、映画館のポップコーン売りのアルバイトをしていました。『初体験/リッジモント・ハイ』で映画デビューしますが、ほとんどの出演シーンはカットされてしまうという悲惨な結果に。でも実はニコラス、母親の兄弟に巨匠フランシス・フォード・コッポラがいたというすごい血筋! コッポラが監督を務めた映画『ランブルフィッシュ』のオーディションで、役者の相手になって台本を読むというアルバイトをしたことをきっかけに同作に出演して、俳優としての活動を本格始動。1986年には、映画『月の輝く夜に』でシェールとともに主演を務め、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされました。

アカデミー賞主演男優賞を受賞して、人生は絶好調!

ニコラス・ケイジとコッポラ監督
コッポラ監督はおじさん! WireImage / ゲッティ イメージズ

 その後、1990年代に突入すると時代は、まさにニコラスに追い風! 1990年のデヴィッド・リンチ監督がカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『ワイルド・アット・ハート』の演技は世界中から大絶賛を浴び、1996年の『リービング・ラスベガス』ではアル中の男を熱演してアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。そこから、ニコラスは『ザ・ロック』『コン・エアー』『フェイス/オフ』などハリウッドの大作アクションに立て続けに出演。個性派俳優としてだけではなく、本格的なスタントもこなすアクション俳優としての頭角をメキメキと現したのでした。日本でも、数々のアクション映画を通してニコラス人気も絶好調! 当時の映画を観て、ニコラスの大ファンになったファンも多いはずです!

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買い物好きにもほどがある!恐竜の頭蓋骨、特注のランボルギーニ、城…!

リービング・ラスベガス:
『リービング・ラスベガス』United Artists / Photofest / ゲッティ イメージズ

 主演作が続々とヒットした90年代、ニコラスは1億5,000万ドル(約165億円 1ドル=110円で計算)もの財産を獲得。165億円なんて、宝くじに何回当たっても足りない金額ですが、ニコラスは、たった10数年のあいだに、そのお金を全部使い果たしてしまったのだそう。恐竜の頭蓋骨に、いくつものお城や家、高級車に、変な生き物、特注のランボルギーニ、などなど。2008年の時点で、豪邸15軒、ヨット、バハマ諸島に島一つ、プライベートジェット1機、宝石と絵画が数百万ドル(数億円)分。とてつもない買い物欲で、欲しいものは全部買ってきたニコラスですが、2002年から2004年、2007年に税金を滞納して総額は1,330万ドル(約14億6,300万円)! 165億円も資産があるんだから、14億円くらい払えるでしょって思いますが、すでにお金は底をついていたようで資産は現在ほとんどが売却されています。

最近の主演映画はコケまくり!吹っ切れたニコラスが面白すぎる!

ニコラス・ケイジの城
こんなものまで衝動買い! David Goddard / ゲッティ イメージズ

 お金を稼いで、そのお金を全部使い切った、ぶっ飛びニコラスでしたが、最近は以前のようなビッグバジェットのヒット作のみならず、低予算映画にたくさん出演するようになりました。近年の主演作は軒並み大コケ! 特にひどかったのが『レフト・ビハインド』。本作はレビューも荒れまくり、批評サイトのロッテントマトの批評家からのレビューを集計したトマトメーターがまさかの1パーセントというとんでもない作品です。役柄にピタッとハマれば、映画『コン・エアー』や『キック・アス』の父ちゃん役しかり、最高の演技を見せてくれるニコラスだけに、このコケまくりっぷりはとっても残念なのですが、ここ最近の吹っ切れたニコラスの演技はぶっ飛んでいて最高です。

レフト・ビハインド:
逆に観たい!『レフト・ビハインド』Freestyle Releasing / Photofest / ゲッティ イメージズ

 『オレの獲物はビンラディン』では、パキスタンに潜入してビンラディンを捕獲しようとした実在のぶっ飛び親父を完全なぶっ飛び演技で熱演していたし、アメリカで公開されたばかりの新作『マッド・ダディ』では親がいきなり我が子を殺したくなるという現象で、ニコラスは電ノコ片手に襲ってくるお父さんを怪演! この映画、批評家のレビューは良かったけれど、観客レビューは最悪! と思いっきり賛否が分かれた映画となりました。なんとかヒットして、借金を返していってもらいたいですね! 頑張れ、ニコラス・ケイジ!

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