マーベル ・コミックと映画の相乗効果 編集長はキャプテン・マーベルに期待

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コミックの売上にも期待のかかる『キャプテン・マーベル』 - (C) Marvel Studios 2018

 アイアンマンやスパイダーマンを生んだ、マーベル・コミックスの編集長C.B.セブルスキー氏が、数多くのマーベルヒーローを生んだ故スタン・リーさんへの思いと共に、創立80年を迎えるマーベル・コミックと、マーベル映画の関係を聞いた。

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 2017年マーベル・コミックスの編集長に就任し、今年はマーベル創立80周年という節目を迎えることになるセブルスキー氏。「子供のころ持っていた『いつかマーベル・コミックスのトップになるんだ!』という夢が、40年経った今、叶ってるなんて。いまだに、自分が編集長になったことさえ信じられないんです」と屈託のない笑みを浮かべる。

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 一方で、偉大なヒーローの誕生に携わった巨匠スタン・リーさんを失った悲しみは大きく、「まだ、そのことについて話すのはつらい」というセブルスキー氏は「スタンは長い間、私たちの人生の一部だったし、ずっとそこに居てくれるって思っていました。その日は、一生来ることはないと思っていた。報せを受けた時は、みんなとランチをとっていたんです。だから、ただ悲しむだけではなく、マーベルファミリーみんなでスタンの人生を祝福できました」と振り返る。

 「報せを受けた当日よりも、翌朝のほうが辛かったですね。オフィスで涙しながらスタッフに何があったかを説明し、翌朝目覚めると、スタン・リーがもうこの世にいないのが夢じゃないって実感してしまって」。偉大なヒーローの生みの親というだけではなく、周囲にパワーを分け与えるエネルギーに満ちた人物だったリーさん。「本当に、みんなに元気をくれました。コミックに並ぶ言葉やスタンから直接学んだことだけじゃない。彼の声を聞くだけで、私は落ち着けたんです」というセブルスキー氏は、同時にマーベルの未来に向けた思いを語る。

 「忘れてはならないのは、過去を祝福しながら、それを未来へ生かさないといけないということです。新たな若い読者を呼び込むためにどのキャラ、ストーリー、コミックを使えばいいのかを考え、彼らを楽しませるだけでなく、マーベルの歴史やスタン・リー、ジャック・カービーなど、偉大なクリエーターたちを通じて、何を彼らに伝えることができるのかも考えないといけない。僕らが若いころコミックからいろいろと学んだようにね」

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 そう語るセブルスキー氏に、現在マーベル・コミックの人気トップを走るヒーローを尋ねると「スパイダーマンとアイアンマン、そしてアベンジャーズは常にトップにいます」という回答。もちろん、それはマーベル映画のヒットによるところも大きい。

 「やはり、アベンジャーズの映画が公開されると、関連コミックが売れる傾向にはあります。今年(2018年)でいえば『ブラックパンサー』がヒットしたときには、マーベル・コミック全体の売り上げがアップしました。でもこの法則もいつもあてはまるわけではないんです。『デッドプール2』が公開されたときは、コミックの売り上げが減少しかけたんですよね(笑)。あれは本当に不思議だった」。破天荒ヒーローの影響は、編集長にも読めない様子。

 来年にはマーベル初の女性単独ヒーロー『キャプテン・マーベル』と『アベンジャーズ/エンドゲーム(原題)』の公開を控えるが「『キャプテン・マーベル』でいえば、主演のブリー・ラーソンもマーベルスタジオ社長でプロデューサーのケヴィン・ファイギも、原作から影響を受けたと語ってくれているから、コミックの売り上げにもいい影響があると信じています」と自信を見せる。

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 そんなセブルスキー氏にとって、現在、最も重要な存在は、やはりスタン・リーが最初に生み出したヒーローだ。「私自身、そして編集部みんなが一番誇らしく思っているヒーローは、ファンタスティック・フォーです。8月に新シリーズを開始したのですが、全米1位のコミックになりました。映画やゲームの後ろ盾なしに人気が再燃したんです。彼らは初めてできたファミリーでありマーベルの起源。スタン・リーが初期に生み出したキャラクターたちのパワーは今も健在ということです。彼が遺してくれたものに、語りかけているような感じさえしているんです」と誇らしげな笑みを浮かべた。(編集部・入倉功一)

映画『キャプテン・マーベル』は2019年3月15日より全国公開
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日より全国公開

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