主演賞受賞の柄本佑、母・角替和枝さんに「きっと喜んでくれている」

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妻・安藤サクラとともに主演賞に輝いた柄本佑

 俳優の柄本佑が14日、神奈川県川崎市で行われた「第73回毎日映画コンクール」の表彰式に出席。『きみの鳥はうたえる』(三宅唱監督)の演技で男優主演賞を受賞した柄本は表彰式でトロフィーを受け取ると、昨年10月に亡くなった母・角替和枝さんついて感慨深げに回顧。本賞の受賞を「きっと喜んでくれている」と笑顔を見せた。

【写真】安藤サクラと夫婦共演 監督は奥田瑛二

 柄本は壇上に立つと、「歴史ある映画賞で男優主演賞をいただき本当に光栄です。三宅監督から初めて一緒にやりませんかと言われたのは2016年の年末。一度延期となって2017年の6月から撮影を始めました。延期の間、監督をはじめこの映画の仲間たちとたくさん飲みに行き、この映画の中にはその(延期の)一年の時間が濃密に影響していると思います」と撮影の日々に思いを巡らせた。

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 また受賞の喜びをかみしめ、「賞って何なんだろうって思っていたんですけど、僕の周りのみんなが喜んでくれて、みんなが幸せな気持ちになってくれるんだということを実感しました。すげえ、いいなと」とコメント。「こんな僕の、俳優と仕事の中でちょっと記念碑的な、宝物のような映画でこのような場に立てることを嬉しく思います」と作品への思い入れの深さをうかがわせた。

 その後、母・和枝さんに言及すると「僕は映画監督に憧れていたんですけど、初めて出た映画のオーディションで面接に行く時に、うちの母ちゃんに『どうせ受からないけど、あんたの好きな生の映画監督見れるよ』って言われて、それでオーディションに行ったのを覚えています」と自身が俳優の道を歩むことになったきっかけに和枝さんの存在があったことを説明。「うちの母が亡くなって受賞を直接伝えることはできませんでしたが、僕はきっと喜んでくれていると思います。今日も会場のどこかにいると思います。分身の術で空いている席全部に座っているかもしれませんよ」と亡き母に思いを馳せていた。

 なお、柄本の妻・安藤サクラも『万引き家族』(是枝裕和監督)で同賞の女優主演賞を受賞。安藤はNHK連続テレビ小説「まんぷく」の撮影で欠席していたが、柄本は夫婦そろっての受賞について問われ「嬉しいですね。でも恥ずかしいですね」と照れ笑い。「こんなことは一生に一度しかない。こんなにありがたいこともない」と感無量の表情。

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 一方、安藤も自身の受賞時にビデオメッセージを寄せており、柄本の受賞に触れ「個人的には夫が主演賞をいただくことになって、それが『きみの鳥はうたえる』での受賞で、すごく嬉しいといいますか、感慨深いです」と祝福。「『きみの鳥はうたえる』の撮影中に娘が生まれたので、家族にとっても特別な賞になりました」と記念すべき作品での受賞を喜んでいた。

 『きみの鳥はうたえる』は、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』 『オーバー・フェンス』 の原作者・佐藤泰志の小説を映画化。柄本は函館市の郊外にある書店に勤める「僕」にふんし、共演に石橋静河染谷将太らが名を連ねていた。(取材・文:名鹿祥史)

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