熱気すごっ！『アベンジャーズ／エンドゲーム』応援上映が激アツ！

　マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の集大成を飾る映画『アベンジャーズ／エンドゲーム』（全国公開中）。日本では11日より全国の劇場で「応援上映」がスタートし、更なる盛り上がりを見せている。17日にTOHOシネマズ新宿で行われた応援上映も、200席をほぼ埋め尽くすマーベルファンの熱気であふれていた。

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　応援上映は、鑑賞中キャラクターに声援を送ったり絶叫することができる上映スタイル。コスプレでの参加も可能なため、会場にはアイアンマンのマスクを被った男性や、キャプテン・アメリカのスーツに身を包んだ男性も見られた。また本作の応援上映は「禁止事項・注意事項」の表現も話題となっており、「物語の先読みやネタバレとなる発声はご遠慮ください。生ける伝説の兵士（キャプテン・アメリカ）からのお願いです」といったユーモア満載の内容もファンの心をくすぐる。

　前作『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』のラストから続く物語を描く本作は、衝撃・ユーモア・感動といった要素をふんだんに盛り込んでおり、応援上映でも各シーンごとに「おぉ！」といったどよめきや「泣かないでー！」「頑張れ！」などの声援が飛び交う。

　また、アベンジャーズのメンバーに感情移入するファンも多く、各キャラクターが活躍する場面では大きな歓声や拍手が巻き起こる。会場のファンが揃ってヒーローたちに熱い声援を送る様子は、観客もアベンジャーズの一員なのだと感じさせるような一体感を生み出していた。

　本作を応援上映で鑑賞した4人組の男女は、「『アベンジャーズ』は、戦闘シーン満載で盛り上がれました」「自分が好きな時に声援を出せてよかった」と感想を述べる。応援上映というスタイルは海外のファンにも好評で、応援上映に初参加だというオランダ出身の男性は「観客が応援グッズを使って叫ぶとは思っていなかったので、とても驚きの体験でした」と興奮気味に語っていた。

　応援上映に参加したファンの中には、本作を何度も鑑賞したというリピーターが多く見受けられた。「（展開を）分かっていても泣いてしまう」「世界観の広さとキャラクターの多様性に惹かれる」といったコメントや、「ヒーローが成長する姿は、自分たちのモチベーションにもつながる」など人間味あふれるヒーローたちに共感する声も多く、MCU22作品のクライマックスを飾る本作は、公開から3週間が経ってもファンの心を満たし続けている。（取材・文：編集部・倉本拓弥）